「幸せね〜」といか言うな!という愚痴。
たぶん妊娠と出産て幸せなんだろうなってのは分かる。
どんなに切望しても我が子を抱けなかった人も居るだろう、いろんな事情があるだろう。
それを同じだけ、妊婦側にだって悩みも辛さもある。
だから私は「妊娠生活は幸せでしょう〜」と言われることに違和感があった。というか、そんなのお前が決めるな!って思う事がいっぱいあった。
経済的にも大変だし、ぶっちゃけ自由が効かないし、楽しみな事なんて何も無いと思ったし、「私の人生はもう終わったな」と思った。
金云々については、どうにかなると思えとか言う人も居るけど、じゃぁアンタがどうにかしてくれるのか?!とか思った。
我が子を可愛いと思わないなんて、母親失格だとかまで言われて、じゃぁ産んだらくれてやると思った事も正直ある。
私は幸いにも、実母が隣に住んでいて面倒見る気満々だし、旦那も協力的だし、何の問題も無いけど、それでも不安だし怖いし、未知数だし。
妊娠8ヶ月くらいの時、私はイライラも精神不安もピークだった。
何も諦められないし、納得いかない感じ。
でも腹はデカくなって、見た目で「妊婦さん」だと分かるし扱われるようになる。
突然、腹を撫でる無神経なオバさんとかも世の中には結構いるし、この出方は男の子ね〜とか、うっぜーんだよと思った。
いきなり「良い子が産まれますように〜」とか良いながら人の腹を撫でるババァは何なんだ!!と憤慨したし、実際避けるように逃げたし。
とてもブログに書く様な内容ではないかも知れないけど、それでもこう思うのが悪い事だと思わないで欲しい。
だって自分のカラダと環境の変化に付いて行けない。お金はないのに、準備しなきゃならないものはたくさんある。
出産費用だけでも数十万かかる。どうしたらいいのかオロオロするばかり。
愚痴っても「ほんとは幸せなくせに」とか「本来、もっとハッピーなものでしょ」とか言われて自分はダメなヤツなんだと思ったり。
私は妊娠が分かったときに、本気でどうしようか悩んだ。産むかどうか。
欲しくなかったと大声で叫んだ事も何度もある。こんなのいらないと言って、ケンカになったことだってある。
母になるのに強くなんて無いし、稼ぎもないし、知識も経験もない。
怖くてしかたなくて、毎日家に閉じこもっているだけで社会参加してないから孤独だし、必要のない人間なんだとずーーーーっと思ってた。
どんどん自己実現したり夢を叶えて行く友達の近況報告を呪ったり、上手く行かなければいいと本気で願ったりした。
私はココで大きなお腹を抱えて、何もすることもなく誰にも相手にされず、死んで行くんだと毎日泣いた。何だか分からない感情をもてあそんで。
これを「ホルモンバランスのせいだよ」とか、「誰でもブルーになるんだよ」とか訳知り顔で言う人は、じゃぁお前がなってみろよ!と一人で叫んでた事もある。
妊娠って幸せなことばかりじゃないんだよ。
まるでそう思う事は罪みたいに言われるけど、けっこうしんどくてヘビー。
私は「幸せね」と言われたら「笑ってごまかせ」と言います。
辛くてアタリマエ。私にとって未知数だもん!幸せなんて人それぞれチガウし。
と、たまに吐き出す事も大切です。
私でよければ、いつでも聞くよw