助詞「と」を覚えた。
うちのちーぽん、一歳八ヶ月。
突然、格助詞「と」を覚えました。
「と」は共同の相手/作用の結果/引用/並立を示すものです。
私たちはあまり気にせず使っている助詞ですが
それを察知して使えるようになっていることに感動しました。
とはいっても、まだきちんと用法が分かる訳ではなく
「ウーカンカンとぉ〜、ピーポーとぉ〜」や
「ママとぉ〜、ジジとぉ〜、ババとぉ〜」という感じです。
しかし、今まで単語だけの発信だったものが
「と」という助詞を使って文章になりつつあるのが面白いです。
「○○した」と言う表現は「…た!!」になりますが
「ママとぉ〜、パパとぉ〜、(オモチャを指して)…た!!」と言えば
両親とオモチャで遊んだというのは伝わりますよね。
「ジジとぉ〜、ババとぉ〜、あっちった!!」なら、あっちに行ったです。
子どもはまず、語尾の言葉を覚えると言う訳か。
確かに話し言葉で、さらに子どもに向かっては
「ご飯たべましたか?」ではなく「ごはん、たべた?」と二語で話かけます。
そうすると「ごあん、…た!」と返ってきます。
検診や保健師さんに「二語ではなしますか?」と聞かれることがあります。
そんなの気にして生活していないので「どうですかねぇ…お話はしますけど」と
いう回答になります。
これ、変。
親が子どもに話しかける様子を見ていれば分かります。
「ちーぽん、あそぶ?」「ゴメンね、しようね」「ありがとう、いおうね」
「ごはん、たべよう」「オムツ、かえよう」「テレビ、みよう」
子どもに話しかけるのに、私は意識せず二語で話しかけていることに気づきました。
これだけ色々二語で言っていれば、受け取る側は「もの、動詞」の関係に
シチュエーションで丸覚えして行きます。
今回の「格助詞と」もそうでしょう。
私が、「今日はママとパパとオモチャで遊んだね」と言えば
シチュエーションを思い出して「○○と」というのは、一緒にいた人のことかと
推察するはずです。
いやぁ〜子どもが言葉を覚えるプロセスはとっても面白い!!
この間、衝撃だったのは
スタバで「ちーぽん、どれにする??」とレジ前で選んでいた時
唐突に「やめとくぅ〜」と言ったことです。
スタバのお姉さん爆笑。
私びっくり。
確かに私の妹(ちーぽんからしたら叔母さん)は
「太っちゃうから止めておこうかな」「おやつはやめとく」と言います。
それを覚えたのでしょう。
私はあまり使わない言葉なので、いやービックリしました。
ほんと、しゃべるようになって面白さイッキにアップ!!
また、言語推察しようかな。