「10歳の壁」という曖昧さ。
よく、育児雑誌や早期教育の本でみる「10歳の壁」という言葉。
安易に使われ過ぎではないか、という10歳の区切りに
しっかりとしたエビデンス(科学的根拠)があるのかと疑問に思って
現在勉強中。
この間、本屋でパラ読みした本には
「10歳までに勉強させないとダメ」とか「スポーツの基礎は10歳までに」など
色々書いてあったけれど、そこには引用文献とか根拠が書いてなかった。
あげく、年収○○○万以上にしたいなら、これくらいはやらないと…みたいな煽りまで。
早期教育を煽って、0歳から教育しないとダメになるとか
10歳までに○○しないと、天才にはなれないとか…
うんざり。
親がなりたかった天才に、自分のDNAを継いだ子どもがなれるとしたら
それは突然変異か、子どもの継続した努力によるものだろうよ。
鳶が鷹を生むことは、ほとんどないのだから。
ただし、芸術教育においては二世のほうが格段に伸びるのは経験則から分かる。
例えばピアノ。親がピアノの先生だったり、ピアノが弾ける子の場合は
まずスタートが早い。家にピアノあるし。
親が弾けば聞く機会も格段に増えるしね。さらに、教わる環境が整っているから
上達も早い。(宿題も先生が横についてあれこれ言ってくる訳だし)
ほかの子が週1回のレッスンのところ、ヘタすると週7回レッスンなわけ。
そりゃ、7倍の密度だもの上手くもなるさ。
何でも二世の方が上に行ける。親が学んだ情報を子に伝えるから。
伝統文化でも何でも、師から弟に継がれる情報が親子間はもっと早く蜜だということ。
まぁ、とにかく10歳の壁という曖昧を知りたいので
勉強中な私になにかイイ本や文献があったら教えて下さい!!