hello baby!男児3人育成中ママのまじ奮闘記。

2013.10、2017.02、2019.03生まれの男の子3人のママです。自営業でピアノ教室やってます。あと英会話の勉強はじめました。所詮おしえたがりです。本もいっぱい読んでるので、おすすめします。男3人連れていける北関東もおすすめします。

いづみ語録・コンパクト

 
丸善 の 松丸本舗 で見つけました。



松丸本舗は、本の本質(紛らわしいね)でリンクされた作りになってます。


なので、本当に面白い。



骨格があって、内蔵がある感じ。

内臓には血液が通っていて、それは絶えず代謝されている。






その中で、なぜか私の目を引いたのがコレ。








なんだろう、この写真と目が合った瞬間から

もう無視が出来なかったんです。



全然、知らない人でした。


何をした人かも知らないし、この写真が本人なのかもわからず

でも、なんだか気になって仕方が無くて

手にとって、購入してみました。






書いてあったのは、衝撃的で衝動的な語録でした。





いくつか…



「わたしは、人生を愛しすぎている」と、よく友人にいう。

もしかしたら、全然愛していないのかもしれないのに。

何が大切であるか、何に対して欲望を感じるのかハッキリわからない人に、

人生が愛せるはずはない。

だから、生きがいと訊かれても、答えられはしないのだ。

わたしが人生において愛するものは、感覚だけなのである。


「ばら色の人生?」より






わたしたちは、周囲が期待し強制する、

わたしたちがもつべきである「ある種の気分」なり「感情」なりを、

自分のものであると錯覚すべく、訓練をうけてきた。

それが教育というものだ。

他人の不幸には同情し、パーティーではうきうきするように、

しつけられてきた。

「乾いたヴァイオレンスの街」より







今の私は、ちょっと冷静に感じることが出来るけど

それはきっと、何かを失ったんだと思う。

勢いとか、ある種の潔癖さとか、許せないこととか、怒りとか。



数年前の私なら、きっとシンパになるくらい傾倒した。



今は、ガツンと殴られた衝撃で涙が出るくらい。



こんな生き方は、羨ましい。でも、絶対にしたくない。



二つの相反するものが、鬩ぎ合う辛さと

その向こう側にあるだろう快感が欲しくて

走り出しそうになる衝動がある。







「人生は死ぬまでのひまつぶし」と言ったのは誰だっけ。


その暇つぶしを、全速力で駆け抜けるか

ただなんとなく生きていくのか。


人生の密度ってなんだろう?

情熱って何?






彼女はきっと冷静に

全て見渡せた澄み切った心で

首を吊ったんだろうな。




きっとそれは、彼女にとって

辛くも悲しくも無くて

「ひまつぶしが終わった」ってだけなんじゃないかと思った。