自己肯定感を育むということ☆茨城のはじっこでピアノレッスン。
こんにちは。
今日は、いま巷でよく言われいる「自己肯定感」についてのお話。
育児雑誌や記事をみると
「自己肯定感」がその後の人生にいかに大切かが
書かれています。
そして必ずセットになってあるのは
「子どもをいっぱい褒めてあげましょう」
ということ。
しかし、これは少し間違うと子どもをモンスターにしてしまいます。
育みたいのは「自己肯定感」なのです。
自分自身で、自分を肯定する力のことです。
しかしこんな風に褒められたら、どうでしょう。
「○○くん、1番でカッコイイね!」
「○○ちゃん、100点満点でエラいね!!」
「○○は天才!ママの自慢だわ!」
このように褒められたら、確かに嬉しいでしょう。
言った方も「褒めてあげた」と上機嫌になれそうな言葉です。
この言葉を言い続けると子どもは
「どうだ!」「わたしってスゴい!」「もっと褒めて!」
という承認欲求と優越感のモンスターになります。
さきほどの言葉たちには、裏があります。
子どももいつか物事を知ります。
いつも1位でいられない自分。
100点が取れなかったテスト。
自分よりずっと何でも上手くできる友達。
そして、こどもはご両親が大好き。
『ママががっかりするから』と
1位ではない、100点ではない、天才ではない自分を
認められないようになります。
外の世界を知れば知るほど(特に思春期に)
「自分はたいしたことないんじゃないか」
という現実の壁に打ち当たります。
しかし「自己肯定感」を持っていれば
この葛藤を乗り越えられるのです。
自己肯定感とは「自己評価」でもあります。
ママがするのは「褒める」でなはく「認める」こと。
「えらいね!すごいね!」ではなくて
「○○くんはどう思った??」
「ぼくは……思った。」
「そっか、……って思ったんだね。」
この復唱だけでも、子どもは“肯定されている”と思います。
自己肯定感を育むのに必要なのは「認める」こと。
モンスターにさせないためには
評価軸を子どもに、認めることです。