向日葵の咲かない夏 （道尾秀介／新潮文庫）
この作者、ちょっと読んでみたかったんだよねー。
最後まで読んだ感想としては…
後味が悪い。
冒頭から中盤までは、なかなか面白いなーと思ったんですが
終盤の内容が、なんというか理解不能というか…。
ミステリーなので、随所にトリックが散りばめられてて
伏線が張ってあるので、最後は納得が出来るんだけど
後味は、良くないです。
なんというか…子供の空想の話？って感じですかね。
いろんな意味で、人間ってのは怖いんだなーと。
ネタバレですが、主人公のフルネームが分かった所から
不思議な方向に流れていきます。
麻耶 道夫くん。
お爺さんが気がつく、「麻耶」の意味によって
なんとも不気味な方向に話は進んでいきました。
読み終わったあとに、胃の辺りが気持ち悪くなるので
それは覚悟の上で。
